つばさの雑記帳

2019年7月からはじめました。

ドラマ「半沢直樹」は、現代版時代劇として見ている。

今回の半沢直樹は、一応なんとなく見ているが、

半沢直樹のような、勧善懲悪なストーリーは、基本的には好きではない。

父親がよく水戸黄門とか大岡越前みたいなのを(しかも再放送も!)いつもよくみている人だったが、(最近は何を見てるかしらんが)、何がおもしろいのか全くわからなかった。結末もわかっているわけだし、悪いものをやっつけてスッキリするっていうパターンなわけだし。

そもそも悪をやっつけて、気分爽快感を味わって、いいものだろうか?

これはカタルシスを感じるという事とは、違うような気がする。

そもそも、善と悪は真っ二つに分かれているわけではない。

向こうから見たら、こっちが悪かもしれないし。

って考えたところで、これはドラマだしってなる…。


半沢直樹は、何がおもしろいかと言うと、役者たちの顔芸がすごさだと思う。

演技も歌舞伎のように(歌舞伎は見たことないが)大袈裟で大胆で、

しかもおもしろがって(楽しんで)演技しているように思う。

出演者が歌舞伎役者さんたちが多いので、ある意味本当に濃い!

現代版時代劇とも言われるだけあって、

善と悪がはっきりしていて、

決め台詞もあり、

完全に視聴者を楽しませるためのエンターテインメントなドラマ。

だと思う。


夫は池井戸潤もののドラマや刑事もののドラマが好きなので(善悪キッパリしてるものが好きなのかもしれない)、その影響で下町ロケットや陸王もみたが、正義は勝つ的なドラマは、やっぱりたいしておもしろくない。(役者の演技は見応えある。)
私は案外モヤっとするのが好きかもしれない。見た後も色々考えたりできるので。


半沢直樹は、ある種、日曜の夜に家族みんなで楽しめる、エンターテインメントってことなのかなぁ。