書きたいことは色々あったが、書く気力がなくて結局またしばらく放置してしまった。
愛知も追加で5月31日まで緊急事態宣言になった。
とはいえ、私の生活は特に変わらず…。
遠方にしか友達のいない私は、友達と会う事も当分ない。
なので、家にいる時は、英語の勉強、読書、映画・ドラマを見るなど、インドアな生活を送っている。
かつての趣味は旅行、日本各地(時々世界も)のアート巡りであったが、、、
近場の美術館にたまに行くくらいのものになってしまった。
旅行も「絶対行きたい!」って思っていた場所・国はとりあえずは行ったので、とてつもなく行きたいところは特別ないのだが、一生に一回は見てみたい場所、もう一回行きたい都市はある。だが、若い頃持っていたほどの情熱はない。これもステイホームしすぎによる無気力なのか?
とはいえ、好きでやっている家庭菜園と釣りは自然の中にいるからか、癒される。犬と猫とたわむれることも癒しになる。でも、そんな生活だけでは、私には物足りない。老後の生活そのものだし。
なので、なぜ、コロナ禍に読書に夢中になったり、Netflixに夢中になったり、英語の勉強を頑張ろうと思ったりするのか考えると、結局、半径2メートル範囲内の生活では満足できないし、どこかへ行くことも難しいから、私的には内面の充実を掘り下げる探究に行くしかないのかもしれない。
がむしゃらに働いていた頃は、読書することの優先順位が低かった。
今になって、読書時間が増えた事は、本当にいいことだと思っている。
実用書が多いが、英語の勉強のためラダーシリーズも読み始めた。
最近読んだラダーシリーズ。
「星の王子さま」
星の王子さま The Little Prince (ラダーシリーズ Level 2)
- 作者:サン=テグジュペリ
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
簡単なレベルなのに、わからない単語が頻出!
たしかに日本語で読んだ時も初めて知る言葉がよくでてくるな〜と思った。
うわばみとかバオバブとか。
美大生の頃、先生が「星の王子さまは、めちゃめちゃおすすめだから、一回は読んだ方がいい。」と推し推しだったから、20歳くらいの時はじめて読んだ。
今読むと、星の王子さまの純粋すぎる考えにイラッとする。
20歳の頃に読んだ時は、純粋にこの本に心打たれたのだけど、「大切なものは見えない」という言葉で目に見えるものは信用できないのかぁなんて思って疑心暗鬼になったな。疑い深いというか。人を信用しないというか。(「物事の本質を見る」という捉え方は出来なかった)
当時は超就職氷河期時代だった為、この本は私には逆効果だった(読解力不足で)。今思えば、(実力もないのに)純粋な子供の心を持つより、勉強してとことん忙しいビジネスマンになって数字に強くなってキャリアを積んだ方がよかったとも思える。
いやしかし、経営学部を辞めて、美大に入学して美大で学んだ事は、何一つ後悔はない。やりたい事を素直にやることも必要なことかもしれない。当時の私は親の言うなりになっていて、体も心も限界になって、美大行けなかったら死んだも同然と思っていたからなー。
自分の決めた人生の選択肢は満足できるけど、人が選んだ選択では不満になる。
公務員だろうが、工場の作業員だろうが何だろうが、自分が選択してその仕事をやっているなら、人生の満足度は高いと思う。
結局、心の豊かさの基準はそれぞれ違うから、(大抵の人がかわいそうだと思っている)浮浪者の人こそとてつもなく心が豊かな可能性だってある。その人本人しかわからないし、考え方一つで人は幸せになれるとも思う。
結局の結局のところは、マインドセットにつながる。
- 作者:キャロル・S・ドゥエック
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: Kindle版