ストレングスファインダーのテストみたいなのを昨年くらいにやったところ、
私には学習欲というのがあるらしい。
学習欲があるらしいにも関わらず、今までの学んだ事が何一つろくな収入に結びついていない。
昨日読んだ本の著者は、学習欲のかたまりのような人だった。
前から気になっていて、2年くらい前に古本屋で入手した。10年以上前に出版された本だ。
「50歳からの勉強法」著:佐藤富雄
ググったところ2012年11月に80歳でがんでお亡くなりになっていた。
オーディブル版
【私なりのまとめ】
この方はすでにビジネスで成功しているにもかかわらず、57歳からまた学ぶ事を始め、MBAも取得する。生涯勉強を実践し、常に収入にもつながっている成功者。
著者の勉強する姿勢は、並外れてると思いつつ、この本から学ぶべきことはたくさん書かれていた。
①ドキドキする(ときめき)人生を選ぶ。=好奇心をもつ
②楽天思考=最近でいうレジリエンス、又はしなやかマインドセット。
③「勉強」も「遊び」も同じ。=好きな事は深掘りできる。
④運動を習慣化する(ウォーキングなど)。=セロトニン→精神安定 ドーパミン→やる気を高める。 心身健康に。
一番著者が伝えたかった事は、「勉強したければ何歳でも関係ない。」ということなのかもしれない。否定的な言葉はNG。
この著者の睡眠時間は4時間で、早起きして勉強してジョギング(又はウォーキング)をしていたようだが、睡眠時間に関しては賛成できない。(睡眠時間に関しては7〜8時間は寝た方がいいというのが最近の定説。)
思うに、いわゆる成功者は子供の頃から、何かが並外れているのは確かで、凡人にはマネはできない。
本の中の言葉に「TOEICなんかは3年勉強したら800点なんてすぐとれる」という文があったが、私は5年やって100点ちょい上がっただけ。おそらく、「集中的に、継続して、毎日3年勉強したら」って事なのかもしれない。習慣化できない人は、無理って話だ。気まぐれ程度ではダメなのかもしれない。
とはいえ、TOEICに対するモチベーション下がっていたが、この本を読んだら、モチベーションが上がってきた。
コロナ禍の今だからこそ、この本が読めてよかった。年齢をネックに一歩踏み出せないと考えている中高年に、「やっていいんだよ」と背中を押してくれる気がしする。