つばさの雑記帳

2019年7月からはじめました。

サブスク貧乏でもサブスクはやめない。

サブスクはとても便利なものなのだけど、結局収入がなければ、入れないので、

私はかなり慎重に吟味するのだが、

Amazon primeとNetflixは今のところ解約するつもりはない。

実際Amazonをしょっちゅう利用しているわけではないが、、

kindle unlimited を契約していなくても、 prime readingでちょうど読みたかったものが読めたり、

映画も見れるし、音楽も(限定的だが)十分楽しめる。

Netflixは、英語字幕、日本語字幕、両方楽しめるので、英語の勉強のツールとして楽しんでいる。

U-NEXTもずっと入ったままにしているのだが、NHKの番組が(ポイントで)見ることができるし、最新の映画も見れたり(ポイントで)するので、映画館に行かずとも作品を鑑賞できるので、どうにもやめられない。



最近は「ノマドランド」を観た。550円。映画館より断然安い!

まぁ550円は安いのだろうけど、こういう大自然満載の映像作品の場合は、映画館で大きなスクリーンで観た方がいいに違いない。

リーマンショックの影響で家を失い、キャンピングカーでノマド生活を送っている60代女性のロードムービー。

日本では、中国系のクロエ・ジャオ監督ばかりがフィーチャーされていたが、主演のフランシス・マクドーマンドがいなければ成立しない映画である事は間違いない。ファーゴに出てた女優さん。

原作は、ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション『ノマド 漂流する高齢労働者たち』

ググってみて、アメリカアカデミー賞3部門(作品・監督・主演女優賞)も受賞したのね。へぇ。改めて認識。

私の好みの映画ではないが、アメリカの高齢者の労働環境とか、それはそれで悩ましい問題山積みなのね。と思った。

Amazonの倉庫で季節労働者として働くシーンがあるが、倉庫での労働はかなり重労働でしんどいと思う。

私自身、某通販の倉庫で(短期バイトだけど)ピッキング(注文の商品を手元の端末の指示通りに取っていく作業)の仕事をやったことがあるが、かなりしんどかった。倉庫内を一周して、お客様の注文の品を拾い上げるだけなのだが、それがほぼ永遠に続く作業だった。一周して商品を拾い終わったら、また一周、また一周、、、。掛け持ちでやっていたので週に1度だけ通ったが、しんどすぎて長くは続かなかった。短期バイトとなると、個々の鍵付きロッカーもないので、貴重品は身につけて、カバンも盗まれてもいいものしか入れないように気をつける必要があった。当時は実際、財布を盗まれることがよくあったようで、貴重品は身につけるように…と言われた。

ある意味、倉庫での作業は底辺の仕事だと思う。職歴関係なく採用されるし、どんな人が働いているかわからない。平気で泥棒する、平気で無断欠勤する、、人間関係も築きにくい。私は誰一人として仲良くなった人もいなかったし、倉庫内作業は孤独な労働だった。

こういう作業は早くロボットがやれればいいのだが、案外進歩は遅い気もする。

この映画をみて、10年前のピッキングのアルバイトでの虚しさを思い出した。

自分がもしノマド生活者になったら、何を生きがいに生きればいいのだろう。

色々思いが巡る。


とりあえずのところ、話を戻すが、結局、サブスクでいろんな文化に触れられるし、日本のこと以外も色々知れるので、今のところやめない。

Japan times alpha も半年更新で未だ購読中。

最近入会した佐久間裕美子さんの有料メルマガ(sakumag)は、様々な社会問題を取り上げているので、勉強になると思い入会した。

(substack というのは、日本でいうnoteのようなものらしい。英語版しかないので、日本での認知度は低いと思う。)

海外に住んでいる人の目からみる日本は、また全然視点が違うので、感心することばかりだし、私の学習欲に刺激を与えてくれる気がする。