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チェコのドキュメンタリー映画。
子どもたちが直面するSNSの危険性を、ドキュメントとして撮った映画。
小学生くらいの少女がSNSを始めると、大人の男性たちが彼女らに男性のあそこの画像や動画を送りつけてきたり、裸になるよう要求してきたり、裸の写真を送るように言ってきたり、、とんでもない現実がそこにはある。
それは実際に起こってることなのか?
それを確かめる為に、まず、この映画の冒頭は、見た目が12歳くらいに見える大人の女性の役者をオーディションで集めることから始まる。
彼女らにセットで作った子ども部屋に12〜24時の間居てもらい、12歳の少女のフリをさせて、まずSNSアカウントを作る。
どうなるか???
アカウントを作った途端、大人の男性たちがどんどんメールを送ってくる。
彼らに連絡を取ると、殆どの大人の男性は、女の子を性の対象としか扱ってなく、ほとんどが自慰行為をする為に連絡してくる奴らばかり。12歳だと言うことを伝えているのにも関わらず、「気にしない」だの「問題ない」だの言う人ばかり。誰一人、まともな大人がいない。
番組後半になって、(まぁ演出だろうが)ある20代の男子が、そういうこと(性の対象として)を目的としていなくて、まともな話をする子が現れて、その子の話す内容があまりにも真っ当すぎて、泣いてしまった。(いままで出てきたクソみたいな変態ジジイらが、いかにまともじゃないかが、対比的に演出されていたとも言える。)ほんとにこのシーンは号泣レベルだった。
この映画の内容こそ、現代的ではあるが、
昔から、この手のクソじじぃはいっぱいいる。世界中にもいっぱいいるのかもしれない。
私の話になるが、小学生、中学生の頃は、痴漢には本当によくあった。
私は小学校まで歩いて30分で、その学区内では端の方の家だったので、友達とバイバイしたら、ずっと一人でとぼとぼ帰っていたから、その帰り道に一人でプラプラ歩いていると痴漢に遭遇することは、よくあった。
小学校、中学校の担任の先生でさえも、セクハラ行為をする時代だったけど、どうにもこうにも、そういう経験はトラウマの一つになっている。
話は戻るが、この映画は、チェコ警察をも動かすことになったわけだから、意味があった。日本もこんなドキュメントを撮ったら、びっくりするようなあり得ない現実があるかもしれない。