つばさの雑記帳

2019年7月からはじめました。

SATC

セックス・アンド・ザ・シティ(SATC) の新章がU-NEXTで見られる。さっそく見た。

このドラマは大好きで、流行ってた当時、私もはまって全部レンタルして見てた。

今回の新章は、当時多分30代だったキャストたちが、今は50代になり、人種やジェンダーなどの多様性や社会問題等も取り入れられた内容になってて、それなりに見応えはあった。

私がこのドラマで注目したいのは、ミランダの言動。ミランダはまだ自覚があるからいいのかもしれない。今の世の中の人たちは全く自覚なく悪気なく、無意識に人を傷つけることを言ってる可能性がある。

ミランダが黒人のドレッドヘアの教授に言うセリフが、まさに「マイクロアグレッション」で、ミランダ自身もそれに気付いているのだけど、色々口を滑らしてしまって墓穴掘りたくなるくらい、awkwardな感じになるシーンとか、ミランダっぽくておかしかった。ミランダと教授はawkwardな感じだったけど、その伏線も結局回収されたし、うまいことまとまってた。

ネット情報によると、サラ・ジェシカ・パーカーら女性キャストばかりが、老けただの皺だらけだの色々言われたらしい。50代になれば、そりゃシワも増えるし、白髪も増えるし、でも、そんなの当たり前だ。でもなぜか、男性キャストは言われないらしい。アメリカでも日本でも、なぜか女性は見た目の事を言われがち。何でなんでしょう。女性は若作りすべき?女性はキレイでなきゃダメ?女性はお化粧してなきゃダメ?

私自身も今まで生きてきた中で、自分が老けていくことが恥ずかしいことだと思いこんでるので、こういう考えは変えていく必要があるのだろう。人にもシワもなくキレイでいることを要求しているのかもしれない。

ボリス・ジョンソンなんて、いつもあたまボサボサだけど、「あれで首相?」って思ってしまう。「首相なのに彼女に妊娠させてから結婚?」とか、そういうの全部、私はアンコンシャス・バイアスのかたまりなのかもしれない。