4連休最初の土曜の早朝に、釣りに行ったのだが、
この日は全然魚が釣れなくて、
釣り人たちはどんどん帰っていく。
釣り素人の私は、
そのうち釣れるタイミングが来るかもーと思い、
とりあえず、ひたすら投げ釣りを続けていた。
ほぼ釣れない中、何故かアジが釣れたが、
それ以降ぱったり釣れず。
通りすがりのおじさんが、
「今日はニガ潮だで、釣れんから、帰った方がええ」
と釣り人たちに気さくに声をかけていた。
ニガ潮って初めて聞いた言葉なので、
なんだろうと思ったら、
ニガ潮になると、
海水の塩分濃度が低くなって、お魚たちが、死んでしまったり、
ぷかぷか浮いて泳いでいたりして、
魚が釣れない状況になるということらしい。
確かに、表面をお魚がフラフラ泳いでいた。
そう!カニもプカプカ浮いて泳いでいたし、下をよく見ると、
ちょうど干潮で、じっとしているカニがたくさんいた!
そのおじさんが、
「ワタリガニ(タイワンガザミ)というカニだから、食べられるし、引っ掛けて釣れる。」
と教えてくれたので、早速カニ釣りに変更。
夫は3匹ひっかけ、私は1匹のみ。
結構引っ掛けるの難しかった。
帰ってから、大きいのは茹でて、小さいのはお味噌汁にした。
珍しい体験のできた日だった。
タイワンガザミのメス↑
色が鮮やかなタイワンガザミのオス↑
海の色が変だった気がする↑
釣っても迷惑なフグ…↑