最近やたらあちこちで見聞きするHSP。
HSP（Highly Sensitive Person）の人は、15%〜20%くらいの割合でいるそうだ。（5人に1人）
AB型が約10%なので、AB型の人より多い割合だ。
思ったより、HSPの人は、結構たくさんいるが、でも少数派だという事だ。
HSPだから生き辛いだの何だのって話だが、生き辛さの理由はそれだけではないと思うが、生き辛さの理由の一つでもあるのだろう。
【さらに刺激追求型（HSS）かどうか診断してみよう。】
- HSS型（High Sensation Seeking)診断
14/20 当てはまったにで、どうやら私は刺激追求型（HSS）だった！超少数派やんけ。
自分自身を振り返る。
【HSPの人にありがちなこと】
- 細かいことに気を取られ、仕事に時間がかかる。
- 他人が怒られていると、自分も怒られている気になってしまう。
- 光や音、香りに敏感だ。
- 芸術に感動する。
（繊細すぎて生きづらい ~私はHSP漫画家~ より）
細かい事に気を取られ、仕事に時間がかかる。
私の場合は、メールの返信に時間がかかる。仕事でなくても、インスタにコメント入ると返信に異常に時間を費やしてしまう。なので、実際知ってる人に対しての返信は、サクッとできるが、実際知らない人だと、丁寧にすべきか簡単にすべきか、すごく悩んでしまう。
他人が怒られていると、自分も怒られている気になってしまう。
これは、みんなも全員そう感じているものだと思っていたが、違うのか〜。
子供の頃は、母が教育ママだったのだけど、姉はおバカさんだったから、姉が怒られているのを、いつも自分が怒られているようで怖かった。
職場で、おじさんたちの意見の対立で怒号が聞こえた時も、めちゃ心臓バクバクした。（全く自分関係ないのに。）
通勤時間帯の電車の遅延で、電車が動くのか動かないのか、全く予想出来ない状況で、車掌さんを怒鳴りつけている人をちょいちょい見かける事があったが、そういう時も、怒号にビクビクするタイプだ。
光や音、香りに敏感だ。
家の中だと、レースのカーテンが（夫により）開けてあると、眩しくてすぐ閉める。
夫が蝋燭のアロマに（多分癒しを求めて）火をつければ、煙が気になり、すぐ消してもらう。私がいない間にアロマキャンドルを使っても、家に入った途端、匂いでわかるので「蝋燭に火つけたでしょ？やめて。」と偉そうに怒った事も何度かある。今はもう、アロマキャンドルは諦めたっぽい。（おっさんがアロマキャンドルって女子か！って言いたくなるけど、おじさんだってアロマ好きがいたっていいし、男女で分けてはいけない、いけない…）
家の外の田んぼかどこかで（ちょい田舎なので）野焼きか知らないが、何か燃やしてる匂いも、私は察知するのが早く、すぐ窓を閉めるのだが、夫的にはそれに気付くのが極端に遅い。鈍感野郎だなって思っていたが、私が敏感野郎だったようだ。
音に敏感という点で、声にもすごく敏感で、、
夫が（家の中ではスリッパも履かないので）足音もなく、突然、真後ろにいたり、真横にいて、急に声を発するので、その度にこちらは心臓が飛び出しそうな程びっくりする。いつも夫には、『近づく前に気配をつくってくれ！』とお願いしているのだが、鈍感なのか何度言っても伝わらない。
みんなそんなにびっくりしないもんなのだろうか。。。
芸術に感動する。
夫と一緒に美術館に行き、私は超感動しているのに、夫はくだらないものを見させられてるという表情をしていて、そっちが気になり、せっかくに美術鑑賞も楽しめないので、1人で行くか、友達と行く事に決めている。映画館も、劇場も、コンサートも、いつも夫は楽しんでいない無表情人間なので、一緒にはいかない。芸術的なものに興味ない、感動しない、無関心だという事はわかった。
非HSPは芸術に感動しないってわけじゃないだろうけど、全然感動の量は違うと思う。
【HSS型】に関しては、
今はお金の面、時間の面、コロナもあるので、1人で旅行は行くこともないが、
20代、30代の頃は、怖さより好奇心が勝り、
フランス、スペイン1人旅をした。
ニューヨーク短期留学も、語学という表向きの理由で、色々観たかったという方が強く飛び込んだ。
フランスに行った時は、（まだスマホがない時代、ガラケー時代だったので）ガイドブックを手にしてウロウロすると、スリに狙われる！と思って（ガイドブックの知識）、手書きで小さい地下鉄マップを書いて、それをコソコソ見ながら地下鉄乗って移動してた。好奇心旺盛なのにビビりだった。移民の人が働いてる店で、お買い物した時も、会計時に、3を「スリー」ではなくなまった英語で「トレ、トレ」と発音するので何言ってるかわからず、何度も聞き返し、なんか知らんが怒鳴られて、嫌な気分になったなぁ。いやそれならフランス語で「trois」と言ってもらった方が聞き取れるわ！ってしばらく悶々とした事を思い出した。好奇心旺盛なのに、考えこんでしまって、フランス嫌い！ってなりかけた。
デパートのフランス人はやさしかったけどなぁ。人種差別したくないけど、移民の人は態度が悪いって勝手に決めつけている。
そう、スペインでも同じ思いをした。帰る最終日で、小銭を使い切ってしまって、10€札で買い物したら、めっちゃジャラジャラ小銭でお釣りが来て、「小銭くらい持ってねえのか、あほんだらぁ」（違うかもしれないが多分怒っていたので）とお釣りをバンッと叩いて置かれた。その店員も移民系の人だった。
日本では、千円札だろうが5千円札だろうが、1万円札であろうが、怒られる事はないと思うのだが、その後の帰りの飛行機では、めちゃ悲しい気分だったなぁ。ヨーロッパ嫌いになりかけた。
たった2回のヨーロッパ旅行で2回とも怒られたから、嫌になっちゃうよね。
それ以降、ヨーロッパへは行っていない。イタリアとイギリスとドイツも行ってみたいが、コロナで当分無理だろうし、バケットリストに入れるほどでもなくなってしまった。
日本の過剰サービスに慣れすぎてしまって、客に厳しいヨーロッパは私にはキツい！
話はそれたが、私はどうやらHSS型HSPという事だった。
だからって、どうしようもないけど。
こちらの漫画を少し参照させて頂きました。↓
繊細すぎて生きづらい ～私はHSP漫画家～ (ぶんか社コミックス)
- 作者:おがたちえ
- 発売日: 2020/03/12
- メディア: Kindle版
